2017年8月23日水曜日

釜山ロケ作品『憧れ』上映情報、イラン映画祭レポート

色々とご報告すべきことが溜まってしまいました。

・5月に韓国で監督しました短編『憧れ』の上映が始まります。
まず9月は福岡、10月は香港で行われます。
福岡は9/10(日)12:10から福岡アジア美術館で行われる福岡インディペンデント映画祭にて
http://www.fidff.com/index.html#menu-2
香港は10月の上映予定です。
予告編はこちらからご覧ください。


[あらすじ]
釜山に住む妊娠7ヶ月のライター・ミナ(28)は、つわりがひどくしばらく仕事を休んでいた。やっと仕事に出れるようになったミナは、「釜山に住む人々の最初の記憶」をテーマにした記事を締め切りに間に合わせるため奔走する。ミナはまだ胎動を感じていなく、不安を抱えながら町を歩く・・・

・短編『せんそうはしらない』がイランで行われた第30回イスファハーン国際青少年児童映画祭に招待され、現地にいってきました。イラン映画には多大な影響を受けたので、自分の映画を上映できたこと、たくさんの方々に見てもらえて貴重な経験でした。とても大規模な映画祭で、日本でイランに関するニュースが報道される時はネガティブな情報ばかりですが、イスファハーンは本当に平和な都市でした。



『せんそうはしらない』の写真を、映画祭が毎日発行する冊子の表紙にもしてもらえて、たくさん現地の方から感想も聞かせてもらえました。


・以前もご紹介した、どなたでも気軽に上映会ができる/行けるサービス"Popcorn"の作品リストに『僕はもうすぐ十一歳になる。』が登録されています。8/26(土)夜には佐賀県で上映を企画していただいています。
https://popcorn.theater/films/76




2017年6月19日月曜日

オール韓国語新作短編『憧れ』、間もなく完成!(その他近況)

4月から5月に韓国・釜山に3週間滞在し、新作短編『憧れ』("Here and Here")を監督してきました。
ブルガリア・アイルランド・スコットランドの監督も一緒に3週間同じ場所に滞在し、交流を深めながら準備・撮影・編集・上映までを滞在中に行いました。
完成した作品は釜山映画祭でおなじみの「映画の殿堂」で行われたUnesco Busan Inter-city Film Festivalで上映されました!
今後、国内外に広めていくために現在編集を進めています。





釜山から帰国後、間髪入れずに香港に行き、日本・台湾・香港合作企画"All That Remains"の脚本会議に1週間行ってきました。
景観と人の心の関わりを描く作品ということで、香港のシンボル・獅子山(Lion Rock)に登ってきました。虹が見え、企画の未来を示してくれているようで感動しました。




2015年に監督した『せんそうはしらない』がイランで開催される第30回イスファハーン国際児童青少年映画祭で上映されることになりました。イランは子ども映画で映画産業が発展した国で、今回の入選はイラン映画に多大な影響を受けてきたので本当に嬉しいです。映画祭から招待を受けたので、現地で様子を見てきたいと思います。
また、『せんそうはしらない』はamazon videoで間もなく配信されます!詳細は追ってお知らせいたします。





その他、ワールド映画コラム「旅と映画」を秘境旅行のパイオニア・西遊旅行HPで、書評をダ・ヴィンチニュースで書いています。よろしければ覗いてみてください!