2014年7月7日月曜日

東京上映ゲスト紹介② 森山徹さん

今回は7/21(月・祝)のゲスト、森山徹さんのご紹介をしたいと思います。

[森山徹さん プロフィール]
兵庫県尼崎市生まれ。信州大学繊維学部助教。
研究課題は、動物の心を探りながら物質の心へと迫ること。
好きな映画は、ボブ・ジラルディ監督のディナー・ラッシュ。


先生が書かれた「ダンゴムシに心はあるのか」という本に昆虫に興味を持ち始めた時に出会い、題名だけで絶対に面白い本だと確信し、目次も見ずに購入しました。
http://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-79655-0

(厳密に言うと、ダンゴムシは節足動物で昆虫ではありませんが、それはさておき・・・)

ダンゴムシを、ダンゴムシにとって未知の状況下に置いた時、心が発露してくるかどうかの実験の様子が本には綴られています。

京都大学で実際に先生の講演も聞き、本では見れなかった映像もみましたが、ダンゴムシが未知の状況下で予想だにしない行動をした時、会場から拍手が起こりました。

「心とはなにか?」
この問題はいまだに解明されていませんが、あまりに「心」が私たちにとって当たり前のものすぎて、それについてじっくり考えることは日常生活であまりないのではないでしょうか。

同様にダンゴムシという人間に比べて小さな小さな存在に目を向けること。
これもあまりないのではないかと思います。

この映画は、そうした一歩立ち止まらなければ私たちが考えないようなことについて、
ひとりの昆虫少年が大人を巻き込んで考えていく物語です。

僕が映画を通じて考えていたことは、フライヤーにも記載されていますが、
人が死ぬことと、虫が死ぬこと。
このふたつはどう違うのか。
そして、そうしたことを考えることにどのような意義があるのか・・・

続きは7/21(月・祝)トークショーで!


先生からは、
「自分の少年時代の心境を思い出すとともに、誰もがもつそういった心境・心情を、
とある昆虫少年の具体的なできごととして表現されていて関心しました。
 少年の母親の立ち位置も興味深かったです。」
と、コメントを頂きましたが、心を専門にしていらっしゃる先生からこのような言葉を頂けて光栄です!

「僕はもうすぐ十一歳になる。」の主人公・翔吾が、
未知の状況に置かれた時とった行動とは?
是非、劇場でご確認ください。


上映詳細はこちら

[上映情報]
2014年 7月19日(土)〜7月25日(金)
新宿K's cinemaにて
連日13時から(1回上映)限定1週間ロードショー※全回英語字幕有り※
http://www.ks-cinema.com/access/

前売り券 1200円 / 当日券 1500円

※前売り券は劇場窓口、チケットぴあ(詳細は下記)にてお買い求めください

【前売り券設置場所】

■K's cinema(新宿)
■シアター・イメージフォーラム(渋谷)
■ユーロスペース(渋谷)
■シネスイッチ銀座
■池袋シネマ・ロサ
■テアトル新宿
■新宿武蔵野館
■ポレポレ東中野

Pコード 465-580
http://ticket.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=1422628&rlsCd=001

京都
2014年8月7日(木)~8月10日(日)
京都文化博物館にて開催される「キンダーフィルムフェスト・きょうと(京都国際子ども映画祭)」コンペティション部門にて上映。
上映時間は8/7 13:30~、8/10 10:30~。
http://www.kinder-ff-kyoto.com/

福岡
2014年8月7日(木)~8月12日(火)
福岡アジア美術館にて開催される福岡インディペンデント映画祭・コンペティション部門にて上映。(優秀作品に選出されました!!)
上映日未定。詳細は下記HPに追って掲載されます。
http://fidff.com/com/2014-035.html

[最新情報]
HP: y-jimbo.com
Facebook: http://goo.gl/kRL4Cx
Twitter: @uzumaki_co2

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