2年ぶりの投稿となりました
前回は2023年3月に『「現れ」と「公共」〜2023年の所信と近況〜』という投稿をしていましたが、懐かしい気持ちになりました
その後、まさにその投稿に書いてあることを具現化した、全作品特集上映『生活の中の映画』を展開し始めました
こちらのHPのアップデートに注力していたため、自分のHPのほうは手薄になってしまっていました
2024年6-7月 下北沢 K22024年11月 名古屋 シネマスコーレ
2025年3月 大阪 シネ・ヌーヴォ
おそらく、再びこのページの近況を更新するのは1-2年先になるのでしょう
せっかくならタイムカプセル的に僕が今考えていることを書き残しておきます
前提として、映画とは「映っているもの」ではなく、「想像されているものの集合」なのだということがこの1年でよくわかりました
映画を観ているとき、何かを「理解しよう」とするのではなく、作品の中の“温度”や“間”や“音”のようなものに、気づかぬうちに触れてしまい、気がつくと、自分の中でなにかが震えている
説明も解釈もできないけれど、確かに起こってしまう「共振」
それこそが「鑑賞」の本質なのではないか?
映画は、観客の中に“宿ってしまう”、そして受動と能動が混ざる
と、考えると映画とは「共鳴する空気」のようなものではないか?
現代社会だからこそ、その共振・共鳴は、「通気性」をよくして町に広めたり還元したりする意義がある
それを今僕はやっているのではないか?
その結果、1-2年後に何が実現しているかは、今はまだ到底想像できない
もっと観客の皆さんの「想像」を集めなければと思う
もっと観客の皆さんの「想像」を集めなければと思う
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