2014年7月5日土曜日

東京上映ゲスト紹介① 山田ズーニーさん

数回に分けて東京上映のゲストの方をご紹介したいと思います。

まずは7/20(日)のゲストの方から!

「ファーストシーンから、
目と心に染み通るようで引き込まれて一気に鑑賞しました」

と映画の感想を頂いたのは、文章表現インストラクターの山田ズーニーさんです。



映画を撮り終わった3月。
久々に書店に行き、普段はあまり行かない「エッセイ」の棚に招かれてふと手が伸びたのは、親の老いを通して自分の青春の終わりを自覚していくズーニーさんのこちらの本でした。

「おかんの昼ごはん-親の老いと、本当のワタシと、仕事の選択 -」(河出書房)
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309021430/

一気に読破して思ったのは、「僕はもうすぐ十一歳になる。」を撮ったからこそ、この本に手が伸びたのだろうということです。

「少年の成長」と「親の老い」、真逆のように思えるでしょうか。
僕が本を読みながら考えていたのは、
十歳の人間が十一歳になることと、
六十歳の人間が六十一歳になることは一体何が違うのかということです。

いかに生きるか、いかに死ぬか、十歳の少年が十一歳になることは成長なのか老いなのか、少年老いやすく学成り難し・・・ぐるぐるぐる(@@)
(余談ですが、この映画の題名が「ぼくじゅう」になる前の仮題は「うずまき」でした)


哲学はこの辺にして、あとは劇場でズーニーさんとお話しして考えを深めたいと思います。
ズーニーさんのご来場は7/20(日)の回です!


■山田ズーニーさん プロフィール

岡山県生まれ。ベネッセ小論文編集長として高校生の「考える力・書く力」の育成に16年尽力する。
2000年独立、『ほぼ日刊イトイ新聞』に「おとなの小論文教室。」を連載開始し、フリーランスの文章表現インストラクターとして執筆・講演活動をはじめる。
2001年PHP新書より『伝わる・揺さぶる!文章を書く』を出版、つづく『あなたの話はなぜ「通じない」のか』とともにロングセラーとなり海外にも翻訳される。
2005年NHK教育テレビ「日本語なるほど塾」講師。2007年より慶應義塾大学にてライティング技法・プレゼン技法を開講中のほか、
全国多数の大学・高校、電通・野村総研・キャノンなど多数企業で文章表現力を育成。
全国各地で開催している表現力ワークショップでは、参加者が数時間で、自分の想いを表現できるようになることから、
「言葉の産婆」と呼ばれ、感動を生んでいる。
表現教育者であり、自らも表現者として『理解という名の愛が欲しい』などを執筆。
人の持つ表現力を生かし伸ばすのがライフワーク。


[上映情報]
2014年 7月19日(土)〜7月25日(金)
新宿K's cinemaにて
連日13時から(1回上映)限定1週間ロードショー
http://www.ks-cinema.com/access/

前売り券 1200円 / 当日券 1500円

※前売り券は劇場窓口、チケットぴあ(詳細は下記)にてお買い求めください

【前売り券設置場所】

■K's cinema(新宿)
■シアター・イメージフォーラム(渋谷)
■ユーロスペース(渋谷)
■シネスイッチ銀座
■池袋シネマ・ロサ
■テアトル新宿
■新宿武蔵野館
■ポレポレ東中野

Pコード 465-580
http://ticket.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=1422628&rlsCd=001

京都
2014年8月7日(木)~8月10日(日)
京都文化博物館にて開催される「キンダーフィルムフェスト・きょうと(京都国際子ども映画祭)」コンペティション部門にて上映。
上映時間は8/7 13:30~、8/10 10:30~。
その他詳細は下記HPに追って掲載されます。
http://www.kinder-ff-kyoto.com/

福岡
2014年8月7日(木)~8月12日(火)
福岡アジア美術館にて開催される福岡インディペンデント映画祭・コンペティション部門にて上映。(優秀作品に選出されました!!)
上映日未定。詳細は下記HPに追って掲載されます。
http://fidff.com/com/2014-035.html

[最新情報]
HP: y-jimbo.com
Facebook: http://goo.gl/kRL4Cx
Twitter: @uzumaki_co2

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